映画やドラマ、アニメを見ていると、
まだ何も起きていないのに、
「あ……こいつ死ぬな」
と思う瞬間がある🤣
誰も死ぬとは言っていない。
画面にも、
「※この人はあと5分で死にます」
なんて表示されていない。
なのに、わかる。
なぜだ。
我々はいつから、
死神の気配を察知できる特殊能力を身につけたのか🤣
その正体が、
🚩 「死亡フラグ」
である。
🚩そもそも「死亡フラグ」ってなんだ?
「フラグ」という言葉は、もともとゲームなどで使われる言葉だ。
ある条件を満たすと、
次のイベントが発生する。
たとえば、
「村人Aに話しかける」
↓
「洞窟の鍵をもらう」
↓
「洞窟に入れるようになる」
みたいな感じ。
つまり、
何かが起こるための条件が成立すること
を「フラグが立つ」と呼ぶ。
そして物語の世界には、
なぜか昔から、
「これをやった人、だいたい死ぬよね?」
という謎の条件が存在する🤣
それが――
🚩 死亡フラグである。
💍「俺、この戦いが終わったら結婚するんだ」
出ました。
死亡フラグ界の大御所🤣
戦場で突然、
恋人の写真を取り出す兵士。
「故郷に婚約者がいるんだ」
「この戦いが終わったら結婚する」
やめろ。
写真をしまえ。
今すぐしまえ🤣
まだ敵は何もしていないのに、
視聴者の頭の中ではすでに
🚨🚨🚨🚨🚨
死亡フラグ成立
🚨🚨🚨🚨🚨
である。
むしろ敵兵より先に、
脚本家が狙撃態勢に入っている。
👨👧「娘の誕生日なんだ」
これも危ない。
「明日は娘の誕生日なんだ」
「これ、プレゼントなんだ」
お父さん!!
そのプレゼントを今すぐ宅配便で送れ!!🤣
自分で持って帰ろうとするな。
特に危険なのが、
娘の写真を見せながら
「かわいいだろ?」
とか言い始めた場合。
危険度が一気に跳ね上がる。
写真。
家族。
誕生日。
死亡フラグ界の
ジェットストリームアタックである。
🫡「ここは俺に任せて先に行け!」
これも強い。
敵の大群が迫っている。
仲間たちが逃げようとする。
そこで一人が振り返って言う。
「ここは俺に任せろ!」
いやいやいやいや。
みんなで逃げようや🤣
なぜ一人で残る。
しかもこういう人に限って、
普段はちょっと無愛想だったりする。
そして最後に、
ちょっと笑って
「早く行け……」
とか言う。
やめろ。
急にいい奴になるな。
それは死亡フラグの
最終確認ボタンだ🤣
🔦「ちょっと様子を見てくる」
ホラー映画でこれを言う人。
もう、
勇気があるとかないとかの問題ではない。
なぜ行く。🤣
地下室から物音がする。
「何かいるのかな?」
知らん。
放っとけ。
「ちょっと見てくる」
見るな。
警察呼べ。
そしてなぜか、
懐中電灯一本で行く。
しかもその懐中電灯が、
チカッ……
チカッ……
消える。
ほら見ろ!!🤣
🏠「こんなところにいられるか!俺は部屋に戻る!」
ミステリー作品で非常に危険なセリフ。
殺人事件が起きた。
全員で集まっていよう。
探偵もそう言っている。
なのに一人だけ怒り出す。
「冗談じゃない!」
「こんなところにいられるか!」
「俺は部屋に戻らせてもらう!」
…………。
どうぞ。
死亡届はこちらです。🤣
しかも翌朝、
「○○さんが来ないな……」
となり、
部屋を開ける。
「うわあああああ!!」
までがセットである。
だったら昨日、
みんなと一緒におれ🤣
😌そして一番怖い言葉
個人的にかなり強い死亡フラグがこれ。
「終わった……」
激しい戦い。
巨大な敵。
爆発。
静寂。
主人公たちが立ち上がる。
「やったのか……?」
おい。
それを言うな。🤣
「やったか!?」
もダメ。
煙の向こうから、
だいたい何か出てくる。
むしろ物語の世界では、
「やったか!?」=やってない
くらいに考えておいた方がいい。
🧠でも、なんで我々はわかるんだ?
ここが面白い。
我々は別に、
「死亡フラグ一覧表」
を暗記して映画を見ているわけではない。
それなのに、
自然と察する。
なぜか。
たぶん我々は、
何百本という映画、ドラマ、漫画、アニメ、ゲームを通して、
無意識のうちに
「物語の文法」
を覚えてしまったのだ。
幸せな未来の話をする。
↓
その未来が失われる。
家族への愛情が突然描かれる。
↓
その人物を失ったときの悲しみが大きくなる。
普段目立たない人物が急にいいことを言う。
↓
その人物との別れが近い。
つまり死亡フラグとは、
脚本家が我々の感情を動かすために置いた予告標識
なのかもしれない。
ただし我々は、
その標識を見すぎた。
結果。
脚本家
「この人にも愛する家族がいて――」
視聴者
「死ぬな。」
脚本家
「いや、まだ何も――」
視聴者
「もうわかった。死ぬな。」🤣
😂死亡フラグを知ると物語の見方がおかしくなる
ここまで来ると、
普通の会話まで怪しく見えてくる。
「じゃあ、行ってくるよ」
🚩
「今日は早く帰るから」
🚩
「帰ったら一杯やろう」
🚩🚩
「実は話したいことがあるんだ」
🚩🚩🚩
「この仕事が終わったら旅行に行こうと思ってる」
🚩🚩🚩🚩🚩
もう何も言えない🤣
物語の登場人物が安全に生き残るためには、
将来の予定を一切しゃべらない。
これが最強なのかもしれない。
🛡️死亡フラグを回避する方法
もし自分が映画の登場人物になったら、
覚えておこう。
恋人の写真を出さない。
将来の夢を語らない。
一人で地下室へ行かない。
仲間を先に行かせない。
殺人事件が起きても自室に戻らない。
「やったか!?」と言わない。
急に家族愛を語らない。
そして何より――
「俺、この戦いが終わったら結婚するんだ」
絶対に言ってはいけない。
どうしても結婚したいなら、
戦いの前に結婚しておけ🤣
🚩我々は今日もフラグを探している
考えてみれば不思議なものだ。
本来なら、
物語の登場人物が死ぬかどうかなんて、
未来の出来事なのでわからないはずだ。
ところが我々は、
セリフひとつ、
写真一枚、
ちょっとした演出だけで、
「あ……」
と察してしまう。
これはネタバレではない。
予知能力でもない。
長年にわたって映画や漫画やアニメを見続けた結果、
我々の脳内にインストールされてしまった
「死亡フラグ検知システム」
なのである🤣
そして今日もどこかの作品で、
一人の男が恋人の写真を取り出して言う。
「俺さ……この戦いが終わったら――」
視聴者全員。
「しまえええええええ!!🤣🤣🤣」
🚩🚩🚩🚩🚩
――おしまい。
🔗参考
「死亡フラグ」という言葉や定番パターンについては、pixiv百科事典の解説もかなり面白いです👇
pixiv百科事典「死亡フラグ」
https://dic.pixiv.net/a/死亡フラグ
