甘いものは好きです。
そりゃもう好きです。
「健康のために甘いものを控えよう!」
そう思った翌日に、普通に甘い飲み物を手に取っていたりします。
昨日の決意はどこへ行った。
そんなある日、飲み物の原材料表示を何となく眺めていて、気になる文字を発見しました。
「果糖ぶどう糖液糖」
……なんだ君は。
さらに別の商品を見ると、
「ぶどう糖果糖液糖」
もいる。
待て待て。
順番入れ替えただけやん!!🤣
しかも調べ始めると「異性化糖」なる人物まで登場。
甘いものを食べたかっただけなのに、気がつけば糖の世界へ迷い込んでいました。
今回はそんな「果糖」「ぶどう糖」「異性化糖」と、気になる老化や健康との関係について調べてみたあがきです。

🍹「果糖ぶどう糖液糖」って、そもそも何者?
ジュースや清涼飲料水、調味料などの原材料表示で見かけることがある、
果糖ぶどう糖液糖。
なんとなく、
「果糖!ぶどう糖!液糖!」
と糖が三連続しているので、
名前だけで血糖値が上がりそうです。
でもこれは3種類の糖を並べた名前ではなく、「異性化糖」という液状の甘味料の一種です。
原料のでんぷんなどから作ったぶどう糖の一部を果糖に変えて作られます。
そして、果糖の割合によって名前が変わる。
ここが面白いところ。
「果糖ぶどう糖液糖」と「ぶどう糖果糖液糖」。
こいつら、やっぱり単なる気分で順番を入れ替えていたわけではありません。
ちゃんと意味があったのです。
🤔「果糖ぶどう糖液糖」と「ぶどう糖果糖液糖」は何が違う?
ざっくり言うと、果糖の割合が違います。
果糖が多めなら「果糖ぶどう糖液糖」。
ぶどう糖の割合が相対的に多いものは「ぶどう糖果糖液糖」。
つまり商品裏面のあの呪文みたいな名前は、
「私の中には、こんな割合で糖が入っていますよ」
とちゃんと自己紹介していたわけです。
今まで完全に読み飛ばしてた。
すまんかった。
🧪 そして黒幕っぽい名前「異性化糖」
調べていると登場するのが、
異性化糖。
名前が怖い。
なんか秘密研究所で博士が、
「ついに完成したぞ……異性化糖が……!」
とか言ってそうです。
でも別に怪しい物質という意味ではありません。
ぶどう糖の一部を果糖に変える「異性化」という工程を使って作られるため、この名前になっています。
果糖ぶどう糖液糖などは、この異性化糖の仲間というわけです。
つまり、
異性化糖という大きなグループの中に、果糖ぶどう糖液糖たちがいる。
ここまで調べて、ようやくスーパーの原材料表示が少し読める人間になりました。
レベルが1上がった。
👴 で、本題。果糖を摂ると老化するの?
ここが僕が一番気になったところ。
ネットで調べると、
「果糖は老化する!」
「糖化する!」
「AGEsが!」
と、なかなか怖い言葉が並びます。
僕も最初は、
「果糖……お前、そんな悪いやつだったのか!」
と思ったのですが、調べていくと、そこまで単純な話でもなさそうです。
糖とたんぱく質などが反応する「糖化」と老化との関係は研究されていますが、
「果糖ぶどう糖液糖を口にしたら即老化!」
みたいな話ではありません。
そもそも糖質は、体を動かすための重要なエネルギー源でもあります。
問題になるのはやっぱり、
摂りすぎ。
甘い飲み物やお菓子などから糖類をたくさん摂り続ければ、エネルギーの摂りすぎにもつながります。
厚生労働省の健康情報でも、糖質を過剰に摂った場合、エネルギーとして使われなかった分が中性脂肪として蓄積され、肥満や生活習慣病の原因になり得ると説明されています。
……やっぱり、
敵は果糖一人ではなかった。
食べすぎ軍団全体だったのです。
🥤 個人的に一番気をつけたいのは「飲む糖」
ここを調べていて、僕が一番気になったのが飲み物です。
甘いものなら、
ケーキを1個食べたら、
「今日は甘いもの食ったなー」
という感覚があります。
ところが飲み物は怖い。
暑い日に甘いジュースをゴクゴク。
さらにもう一本。
飲めてしまう。
液体だからなのか、なんとなく「食べた感」が薄い。
しかし当然、入っている糖が消えるわけではありません。
WHO(世界保健機関)も、食品や飲料に加えられた糖などの「遊離糖」を、1日の総エネルギー摂取量の10%未満に抑えることを推奨しています。
さらに5%未満なら、追加の健康上のメリットが期待できるとしています。
なので僕としては、
果糖ぶどう糖液糖だけを犯人扱いするより、「甘い飲み物を何となく飲み続けてないか?」を気にする方が現実的
なんじゃないかと思いました。
🍎 じゃあ果物もダメなの?
ここで当然こう思います。
果糖っていうくらいだから、果物にも入ってるよね?
じゃあ、
リンゴもダメ?
ミカンもダメ?
バナナ食べたら老けるの!?
……となりますが、これは一緒くたにしない方がよさそうです。
WHOが摂取を減らすよう勧めている「遊離糖」には、食品や飲み物に加えられた糖のほか、蜂蜜やシロップ、果汁などに含まれる糖が含まれます。
一方で、生の果物や野菜そのものに含まれている糖は、この勧告の対象ではありません。
果物には糖だけが単独で浮いているわけではなく、食物繊維なども一緒に含まれています。
だから、
「果糖という文字がある=果物も避ける」
ではないんですね。
危うくミカンに謝罪会見させるところでした。
🍊「この度は果糖を含んでしまい……」
いや、お前は悪くない。
🔍 それから原材料表示を見るようになった
このことを調べてから、スーパーで商品の裏側を見ることが増えました。
すると、
いるいる。
果糖ぶどう糖液糖。
ぶどう糖果糖液糖。
砂糖。
水あめ。
いろんな甘味料。
もちろん、入っているから即アウトという話ではありません。
でも、
「あ、これにも入ってるんだ」
と知るだけでも結構面白い。
昔の僕なら、
表の商品名を見る
↓
うまそう
↓
買う
以上。
今は、
表を見る
↓
うまそう
↓
裏返す
↓
原材料を見る
↓
「ほう……果糖ぶどう糖液糖、お前ここにもいたか」
↓
買う
結局買うんかい。
でも、知らずに食べるのと、知ったうえで楽しむのはちょっと違う。
そんな気がします。
😋 甘いものを全部やめる気はありません
ここまで読んで、
「じゃあ、かーふくんは甘いものをやめたの?」
と思ったあなた。
やめてません。
無理です。
甘いものは人生のスパイスです。
ただ、
「毎日なんとなく甘い飲み物」
「喉が渇いたからジュース」
「健康そうだから果汁飲料なら何本でもOK」
みたいなのは、少し意識するようになりました。
水やお茶でいいときは、そっちにする。
甘いものを食べるなら、
ちゃんと「甘いもの食べるぞ!」と楽しんで食べる。
僕にはそのくらいがちょうどいい。
健康のために人生から楽しみを全部排除して、
100歳になったとき、
「よし!ついに甘いものを我慢し続けて50年!」
というのも、なんか違う気がするし(笑)
📝 まとめ|果糖ぶどう糖液糖を怖がるより「知って食べる」
今回調べてみて分かったのは、
果糖ぶどう糖液糖だけを悪者にしても仕方ない
ということでした。
果糖ぶどう糖液糖も、ぶどう糖果糖液糖も異性化糖の仲間。
そして糖質そのものは、人間に必要なエネルギー源でもあります。
だから、
「果糖ぶどう糖液糖が入ってる!危険!」
ではなく、
「甘いものや甘い飲み物、俺どのくらい摂ってる?」
と、ときどき自分の食生活を振り返る。
そのくらいの付き合い方がよさそうです。
甘いものは人生のスパイス。
ただし……
スパイスを袋ごと食うな。
そういうことなんでしょう🤣
50を過ぎた体。
老化にはあがきたい。
でも甘いものも食べたい。
今日もその狭間で、
元気にあがいております。(´ω`)
📚 参考にした情報
・WHO「Guideline: sugars intake for adults and children」
甘い誘惑にご用心!果糖とブドウ糖が織りなす、老化と戦うユニークな歌。(*´ω`)

