夢の8ビットパソコン!X1turboⅢのあがき

初代X1-turboのカッコいいCMにやられて、めっちゃ欲しくなったんだよね。結局、親に頼んで頼んで、数年後にはその後継機、X1-turbo3をゲットしたんだ。

カタログを見てたら、PC-8001mk2SRにもついてたFM音源が、X1-turbo3では拡張スロットで8重和音になってて、その音の素晴らしさに感動したよ。

その頃、友達の中にはPC-8801mk2FRやFM-77AVを持ってる奴もいて、8ビットの三大巨頭が揃ってるって感じで、めちゃくちゃラッキーな環境だったなあ。

X1って、パソコンって売りながら実はシャープのテレビ事業部が作ったやつで、スーパーインポーズ機能でパソコン画面の黒い部分にテレビ映像を出せるんだよ。今思うとちょっとした機能だけど、当時はそれだけで最先端って感じがしてウキウキしてた。

そして、この頃になるとフロッピーディスクが出てきて、以前のPC8001mk2SRの時代と同じようにレンタルショップでゲームを借りることができたんだ。でも、ゲームメーカーがコピーガードをかけ始めて、普通にコピーしようとしてもダメで、コピーツールが必要になってきたんだよね。「ファイルマスター」ってやつ。

よく大阪の日本橋に行って、お得なソフトを探してたなあ。ファミコンはカセットがないとダメだけど、パソコンはコピーできるから、購入は高いけど、結局はランニングコストは安いって感じだった。

でも、中でも日本ファルコムのソーサリアンは、めっちゃ期待してたゲームで、本体だけじゃなく追加ディスクも全部買ってプレイしたんだ。X1の8重和音のFM音源で、PC88版よりも美しい音楽を奏でてて、今聞いても何か感動するよ。

ソーサリアンは後にメガドライブでも出たけど、追加シナリオディスクがなくてちょっとがっかりしたな。

あと、宇宙時代を感じさせるスタークルーザー、コミカルな音楽のうっでぃぽこ、シリアスで超難しいファイナルゾーンも懐かしいよ。あれ、めっちゃ苦労したけど、楽しかったなあ。

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