愛車のBMW i3の修理費が30万円以上かかることが確定した。このまま修理するか、それとも他のEVへの買い替えを検討するか、悩むところ。もちろん、ガソリン車という選択肢もあるけど、ここはやっぱりEVの未来を考えて他の選択肢をしっかりと見てみたい。次に乗る車を選ぶなら、バッテリーの劣化具合もしっかり把握しておきたいところだよね。
1. BMW i3のバッテリー劣化について
まずは、今乗っているBMW i3のバッテリー劣化について再確認してみる。i3のバッテリーは劣化が少ないって評判だけど、これはバッテリーの温度管理システムがしっかりしているからなんだ。i3のシステムは単に冷却するだけでなく、バッテリーの温度を最適な範囲に保つために冷却と加熱の両方を行ってくれる。これがあるおかげで、極端な暑さや寒さでもバッテリーの劣化を抑えられるってわけ。
加えて、i3に使われているバッテリーセルは高品質で、劣化が遅いというメリットもある。実際、ユーザーからの報告を見ると、5年以上使ってもバッテリー容量が90%以上残っているケースが多いんだよね。長期間使っても性能がほとんど落ちないという点で、i3は優れたEVと言える。でも、30万円以上の修理費がかかるとなると、他の選択肢を考えたくなる気持ちもわかる。
2. 日産リーフのバッテリー劣化について
次に候補として考えられるのが日産リーフだ。リーフは日本で非常に人気のあるEVだけど、初期モデル（2010年から2015年頃）はバッテリーの劣化が早いとよく言われていた。これは、初期のリーフにはバッテリーの温度管理システムがなかったから、高温の環境で使用するとバッテリーがどんどん劣化してしまったんだよね。
でも、2018年以降のモデルではバッテリーの設計がかなり改善されている。新しいリーフには耐熱性が高いセルが使われていて、温度管理システムもアップグレードされているから、以前ほどの劣化のスピードは見られなくなってきた。ただ、BMW i3ほどの冷却システムはないから、やはり環境や使用条件によっては劣化の具合に差が出るかもしれない。
3. 三菱アイミーブのバッテリー劣化について
三菱アイミーブも検討する価値があるかもしれない。アイミーブは小型で軽量な設計が特徴だが、バッテリー劣化については中程度かなという印象。リーフと同じように、バッテリーの温度管理システムがないから、高温の環境で使うとバッテリーの劣化が早まる可能性がある。リーフの初期モデルと似た劣化傾向を持っているというのもそのためだ。
ただし、アイミーブのバッテリー容量はリーフやi3に比べて小さいので、充電サイクルが多くなりがちで、その分バッテリーに負担がかかりやすい。それでも、車両自体が軽量でエネルギー消費が少ないため、過度な負荷をかけないように気をつけて運転すれば、意外と長持ちすることもあるようだ。
4. トヨタ プリウスPHVのバッテリー劣化について
最後に、トヨタ プリウスPHVも候補に考えてみたい。プリウスPHVはリチウムイオンバッテリーを搭載しており、トヨタのバッテリー管理システム（BMS）がかなり優れている。このシステムがバッテリーの温度や充電状態を常に監視して、最適な状態を保つように調整しているので、バッテリーの劣化がかなり抑えられている。
実際、プリウスPHVのバッテリー劣化は非常に遅いと言われていて、5年以上使ってもバッテリー容量の80%〜90%が残っているケースが多い。また、トヨタは8年または160,000 kmの長期保証を提供しているので、万が一劣化が激しい場合でも交換や修理のサポートが受けられるという安心感もある。これも大きなポイントだよね。
まとめ
各車種のバッテリー劣化について考えると、こんな特徴がある：
- BMW i3は、冷却・加熱システムがしっかりしているため、バッテリー劣化が少ない。長期間使っても安心だが、修理費が高いと買い替えも考えたくなる。
- 日産リーフは、初期モデルでは劣化が早いとされたが、最近のモデルでは改善されている。ただし、i3ほどの温度管理機能はないので注意が必要。
- 三菱アイミーブは、リーフの初期モデルと似た劣化傾向があるが、軽量であるため適切に使えばバッテリーの寿命を延ばせる可能性がある。
- トヨタ プリウスPHVは、バッテリー管理システムが優れており、劣化が非常に遅い。保証も充実していて、安心して使えるのが大きな魅力。
バッテリーの劣化具合は、使用環境や充電頻度、充電方法、気候条件などによって大きく変わるから、結局は自分のライフスタイルに合った車を選ぶのが大事だよね。ガソリン車も選択肢としてあるけれど、次もEVで攻めるなら、このあたりをしっかり見極めたいところ。
