昔ゴルフゲームが流行った時期がある。リアル系の遥かなるオーガスタ。ジャンボ尾崎のホールインワン。とかあった気がする。スーパーファミコンの時代だからな。そんな中でメガドライブで発売されたのがバトルゴルファー唯ってソフトなのだ。オメガドライブではないのだ。ふたりの夏物語ではないのだ。
ゲームの舞台は、ハザードカップ女子マッチプレイ選手権の決勝戦を直前に控えた緊迫の時。そんなピンチの中、唯はダークハザードによって「バトルゴルファー」としての改造を受けそうになるけど、ぎりぎりのところで謎の科学者によって救出される。安堵の息をつく間もなく、唯が次にすることは、親友・蘭を探し出すこと。その手掛かりを求めて、彼女はダークハザードが経営するゴルフ場、「ギル・クラブハウス」へと向かうんだ。
＊イラストはイメージです
ハチャメチャな展開
そこで出てくる対戦相手は巨人の星の花形満とかゲゲゲの鬼太郎とか解決ズバットのパロディキャラ。主人公が改造人間なのでプロゴルファー猿以上の変な必殺ショットを持っていたりとお笑い路線のストーリーかと思うんだけど、、、、
最高に熱いシーン
唯がどうにかして蘭の洗脳を解除するんだけど、このシーンがマジで感動もの。蘭が「ユイ？ ユイじゃない！」って言うところなんて、もう涙なしには語れないよね。二人の絆が深まる瞬間って感じで、めちゃくちゃ心打たれる。
終わりかと思いきや…
そして、二人が手を取り合った瞬間、ドカーンと大爆発。これがもう、予想外の展開でビックリするよね。実は、ダークハザードをぶっ飛ばすためのキーが、唯と蘭の力にあったってわけ。
ほろ苦い結末
でもね、この大爆発、実は結構な犠牲を伴ってて。ニュースで「大爆発があって、多数の死傷者が…」って言われるシーンがあって、勝利の裏には痛みもあるって現実を突きつけられる感じ。
スタッフロールで感じること
最後のスタッフロール、二人が夜景をバックにエレベーターで上がっていくシーンがあるんだけど、爆発したから死んだはずなんだけどね。。。
