毒の植物!?夾竹桃のあがき

8年前に、森の中にポツンとある築20年のログハウスを買ったんだ。その家、庭があるんだけど、いや、庭って言うよりもう完全に小さな森って感じ。そこには、前の持ち主が植えたんだろうね、柿に桜、梅とか、いろんな木が生えてて、結構イイ感じのジャングル化してる。

で、その中に「夾竹桃(きょうちくとう)」って木があるわけ。この木、名前の通り、葉っぱが竹みたいで、花は桃っぽいの。都会では、排気ガスをキレイにしてくれるエコな木として、高速道路沿いや工場の近くによく植えられてるって話。うちの森みたいなところにあると、正直「空気キレイにする必要ある?」って思っちゃうけどね。

でもね、この夾竹桃、見た目によらずめちゃくちゃ危険なんだって。うちの周りや近くの海岸にもポンポン生えてるけど、この木でBBQした人が亡くなっちゃったり、牛のエサに混じっちゃって牛が死んじゃったり、触っただけで肌がかぶれちゃったりするぐらいだからね。火をつけた煙も、その土も毒があって、堆肥にしても一年経ってもその毒が消えないっていうから、ほんとビビるよね。

でも、僕は知らなかったんで、前まで平気で剪定したり、枯れ枝をバーベキューで燃やしたりしてたんだよね。落ち葉なんて、メダカの池にバンバン落ちてるし。でも実際、これまでなんの問題もなかったから、「本当にそんなに毒々しい植物なの?」って半信半疑なわけ。まあ、でも、これからはちょっと気をつけなきゃかなって思ってる。こんなに怖いやつが、うちの庭にもひっそりといるっていうのが、なんだか不思議な感じだよね。

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