「意識って何だろう?」って考えたことある?なんで「自分」っていう存在を感じられるのか、どうして物事を考えたり感じたりできるのかって、めちゃくちゃ不思議だよね。科学者とか哲学者もずーっと頭を悩ませてるテーマだけど、最近「量子もつれ」とか「量子力学」と意識を絡めて考える人が増えてるんだって。
え?量子もつれ?ってなるけど、ちょっとその辺を分かりやすく話してみるね!
量子もつれって何?
まず、「量子もつれ」って聞いたことある?これは、量子力学っていう超ミクロの世界を扱う物理学の中の現象なんだけど、これがマジでぶっ飛んでる。
たとえば、2つの粒子がもつれると、どんなに離れてても、お互いの状態が瞬時にリンクしちゃうんだよね。つまり、片方が「こっちだ!」ってなったら、もう片方も即座に「そっちだ!」ってなる。これ、距離とか関係なし。地球の反対側にいようが、宇宙の果てにいようが、瞬間的に繋がってるんだよ。なんかSFみたいでワクワクしない?
この現象、アインシュタインですら「不気味すぎる…」って言ったぐらい謎めいてる。でも、実験ではガチで確認されてるから、これが本当に起きてるんだよね。
これが意識とどう関係するの?
じゃあ、その量子もつれが意識と関係あるってどういうこと?って話だよね。
これを考えた人たちは「脳の中で量子もつれが起きてるんじゃない?」って思ったわけ。人間の脳って、神経細胞(ニューロン)が電気信号をやりとりしてるんだけど、もっと小さいレベルで見ると「微小管」っていう超細かい構造があるんだって。
ある理論によると、この微小管の中で量子もつれとか量子コヒーレンス(量子状態が秩序を保つこと)が起きてて、それが「意識」っていう現象を生み出してるんじゃないかって話。これを「オーケストレーションされた客観的収縮(Orch-OR)」理論って言うんだ。
簡単に言うと、脳内の微小管が量子力学的なオーケストラみたいな感じでハーモニーを奏でて、意識が生まれるんじゃないか、ってことらしい。え、なんかロマンあるじゃん。
でも、ほんとにあり得るの?
ここまで聞くと「すごいじゃん!」って思うけど、実際のところは賛否両論。
一番の問題は、量子現象ってめっちゃ繊細で、普通は極低温とか真空みたいな特別な環境じゃないと起きないんだよ。でも、人間の脳ってめちゃくちゃ温かいし、湿っぽいじゃん?そんな環境で量子もつれとか量子コヒーレンスが持続するのって、ちょっと無理じゃない?っていうツッコミが入ってる。
あと、神経科学の視点だと「いや、意識って普通に神経回路の活動で説明できるよ」って考えもあるんだよね。わざわざ量子力学を持ち出さなくてもよくない?っていう感じ。
それでもワクワクする理由
でもさ、やっぱり「意識」って完全には解明されてない謎なんだよね。特に、「なんで自分の体験が『主観的』なんだろう?」とか、「どうやってバラバラの脳の働きが一つの意識にまとまるんだろう?」とか、こういう問題はまだ答えが出てない。
量子もつれとか量子力学の視点って、その謎を解くカギになるかもしれない、って思うとワクワクしない?だって、量子もつれって「全体が繋がってる」っていう性質を持ってるから、意識の「一体感」とかに似てる気がするんだよ。
量子コンピューターと脳の共通点?
あとね、量子力学つながりで言うと、量子コンピューターと脳の共通点が話題になることもあるよ。
量子コンピューターって、量子ビット(qubit)の重ね合わせとかもつれを使って計算してるんだけど、これって並列的な処理がめちゃ得意なんだよね。人間の脳も同じように、たくさんの情報を同時に処理するから、なんか似てる感じがしない?
もし意識が量子的な性質を持ってるなら、脳は「生きてる量子コンピューター」みたいな存在なのかも。いやー、想像が広がるよね。
まとめ
結局のところ、量子もつれと意識の関係はまだ証拠が足りないし、めちゃくちゃ謎。でも、これを考えるだけでロマンがあるし、未来の科学がどう展開していくか楽しみだよね。
「私たちの意識はただの神経信号の集合体なのか、それとももっと深い物理的な仕組みが隠されてるのか?」。こういうテーマにワクワクする気持ち、大事にしていきたいなって思うんだ。