EV失敗・ホンダ統合破談・PHEVなし…未来は? 日産が危ないあがき

日産ってもうダメかもしれない。

ここ最近のニュースを見てると、もうどうしようもない状況になってるよね。EVに全振りしたけど、肝心のEV市場が伸び悩んでるし、ホンダとの統合交渉もプライドが邪魔して決裂。PHEV(プラグインハイブリッド)を持たないまま、トヨタやホンダにどんどん差をつけられてるのに、経営陣はプライド優先でまともな決断ができてない気がする。

EV一本足打法が完全に裏目

「EVの時代が来る!」って言ってたけど、ふたを開けてみれば、欧州も北米もEV市場が停滞気味。充電インフラの整備が遅れたり、補助金がなくなったりして、思ったほど売れてないんだよね。

その一方で、PHEVは意外と売れてる。トヨタのRAV4 PHEVやプリウスPHEV、ホンダのCR-V PHEVは好調。でも、日産にはPHEVがない。代わりにe-POWERがあるけど、これはシリーズハイブリッドで、ガソリンで発電してモーターを動かす方式。確かに街乗りでは燃費がいいけど、高速走行だと燃費が悪化するし、世界的に見るとちょっと中途半端な技術なんだよね。

EVが売れないならPHEVを出せばいいのに、そもそも持ってないっていうのが致命的。

ホンダとの経営統合もダメになった

日産がホンダと統合するかもって話があったけど、結局ダメになったみたい。ホンダが日産を子会社化する形での統合を提案したら、日産側が拒否。要するに「ホンダの傘下になるのはプライドが許さない」ってことなんだろうけど、そんなプライド持ってる余裕あるの?って思うよね。

現実問題として、日産単独では厳しいのに、経営陣は「独立性を守る」とか言って意地を張ってる。でも、その結果どうなるかっていうと、どんどん競争力を失っていくだけなんだよね。

450億円の人件費削減は単なる延命措置

9,000人のリストラで年間450億円のコスト削減をするらしいけど、こんなの単なる延命措置でしかないよね。人件費を削るだけじゃ根本的な問題は何も解決しないし、開発力が落ちたらさらに競争力を失って負のスパイラルに陥るだけ。

それに、内田社長の報酬は6億円とか言われてるのに、社員はリストラされるってどうなの?ホンダの社長(0.9億円)やトヨタの社長(2億円)と比べても高すぎるよね。

日産が生き残る道はあるのか?

ここまで悲観的な話ばっかりしてきたけど、日産が生き残る道がゼロなわけじゃない。

  1. PHEVを開発して市場に投入
    • 三菱はアウトランダーPHEVを持ってるんだから、技術を借りてエクストレイルPHEVとかを作ればいい。
    • ルノーとも共同開発してPHEV市場に参入するべき。
  2. EVの価格破壊を狙う
    • サクラみたいな軽EVは売れてるから、海外向けに200万円以下の低価格EVを出せば戦える可能性あり。
    • テスラやBYDに勝つには、価格で勝負するしかない。
  3. 商用EV(物流・タクシー向け)に力を入れる
    • 個人向けEVは厳しくても、商用EVはまだチャンスがある。
    • キャラバンEVやタクシー用EVを普及させる。

でも、これらの戦略を実行するには「プライドを捨てること」が大前提。日産単独では無理なんだから、ホンダや三菱、ルノーともっと積極的に協力するしかない。

まとめ:このままじゃ本当に終わる

今の日産は、変わることを拒否したまま、ズルズルと衰退していってるようにしか見えない。「プライドを守る」ことが最優先で、合理的な判断ができてないんだよね。でも、そんなプライドのせいで、会社が潰れたら元も子もない。

日産が本当に生き残りたいなら、

  • プライドを捨てて、他社との協力を進めること。
  • PHEVや低価格EVにシフトすること。
  • 経営陣が自己保身ではなく、会社の未来を本気で考えること。

これをやらなきゃ、本当に「もうダメかも」って日が来るのも時間の問題だよね。

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