※この記事は 中田敦彦のYouTube大学 の動画を参考に執筆しています。動画ではさらに詳しい説明がされていますので、ぜひあわせてご覧ください📺✨
参院選後の大きな流れ📊
参院選が終わって野党が躍進!
特に目立ったのが「減税します!」って言ってた党だよね。
- 国民民主党
- 参政党
- れいわ新選組
この3つは「国債を発行して減税」ってハッキリ言ってたチーム。
一方で立憲や維新はそこまで踏み込まなかった。結果、この差が勝敗を分けた…って見方もあるよね🤔
「国債すって減税」は本当に魔法のカード?🃏
国債は政府の借金。でも日本は通貨を自分で発行できる国だから、条件が揃えば「すり放題」でも破綻しないって理屈がある。
この考え方のベースが MMT(現代貨幣理論) だよね。
MMTのポイント👇
- 国債を発行して減税や給付金を配る
- 景気が過熱したら増税でお金を回収
- 金(ゴールド)と交換しなくても通貨は成り立つ(1971年以降の話)
アメリカと日本の使い方の違い🇺🇸🇯🇵
- アメリカ:MMTをデフレ対策に使って、減税や給付金をバラまく
- 日本:アベノミクスで国債発行→銀行&大企業優先→円安誘導
アベノミクスの本当の狙いは「円安で輸出企業を儲けさせる」こと。
結果、大企業は過去最高益&内部留保爆増📈
でも…トリクルダウン(大企業が儲かれば給料も下まで回る)は起きなかった😅

国債すりすぎの副作用⚠️
国債を刷っても破綻はしない。
でも副作用があった…それが 金利を上げられない体質。
金利が上げられないとどうなる?
→ 海外との金利差で「キャリートレード(円を売ってドルを買う)」が加速💨
→ 円安が止まらない
→ 輸入品の価格が爆上がり(iPhoneも食材も旅行費も💦)
しかも今の円安は120円とかじゃなく150円、160円の世界。
これはもう構造的円安ってやつだよね。
今は「デフレ」じゃなく「コストプッシュインフレ」📦
MMT的な「国債すって減税」はデフレ対策には有効。
でも今は物価高=コストプッシュインフレ。
原因は需要じゃなく輸入コスト(円安)だから、減税でお金を配っても物価高が加速しちゃうリスクがあるんだよね💥
今やるべきは「逆アベノミクス」🔄
じゃあどうするか?
提案はシンプル👇
- 大企業や銀行から法人税でしっかり取る
- 消費税を減税して国民の負担を減らす
- 余った分で国債を少しずつ償還(借金返済)
- 対GDP比を120%程度まで下げて「金利を自由に上げ下げできる状態」に戻す
これが「逆アベノミクス」だよね💡
なんで法人税増税ができないの?💼💰
理由は政治構造にあるんだよね。
- 政治資金パーティーで大企業からお金を受け取れる
- 租税特別措置法(ソトク)で特定業界に税優遇
この2つを改革すれば、大企業優遇から国民優先の税制に変えられる可能性大🙌
10年かけて体質改善⏳
目標はすぐじゃなくて10年計画。
- 大企業からの政治的影響力を弱める
- 税の再分配を正常化
- 国債残高を徐々に減らす
- 金融政策(利上げ・利下げ)の自由を取り戻す
これができれば、日本は世界で初めてこの「国債大量発行後の難病」から回復する国になるかもしれない🌏
最後に📢
「国債で減税」って響きは甘いけど、今の日本の状況だと逆効果になるリスクが高い。
必要なのは、お金のあるところから取って、困っている国民に回すシンプルな仕組みの見直しだよね。
そして、そのためには政治と税制のルールを変える必要がある。
だよね?💪✨