PC-8001mk2SRのあがき

ゲームウォッチや駄菓子屋のインベーダーで遊んだのが、ゲームにハマるきっかけだったんだ。特別上手じゃなかったけど、めっちゃ興味はあったな。

そして、人生で初めて手に入れたパソコンがPC-8001mk2SR。本体とキーボードがくっついてるやつで、モニターやテープデッキと合わせると15万くらいしたんじゃないかな。金額のことはよくわからないけど、親が買ってくれたんだ。

その頃、マイコンベーシックマガジンって雑誌があって、そこに載ってるBASICで書かれたゲームのコードを必死で打ち込んでた。でも、PC-8801mk2SRの方が人気で、俺のPC-8001mk2SR向けのコードは月に2本くらいしかなかったんだよね。一文字間違えるだけでエラーが出て、何時間もかけたプログラムがカセットテープに保存できなかったりしたら、全部パーになっちゃう。マジで悲しい体験だったよ…。

昔はゲームの著作権がゆるゆるだったのか、レンタルショップでテープ版のゲームを借りて、ダブルデッキのテープレコーダーでコピーしてた。SR持ってる人が少なくて、レンタルショップにもあんまりなかったから、PC-8001mk2のゲームを借りてたんだ。500円から1000円くらいで借りられたけど、倍速モードだと失敗するから、標準モードでじっくりダビングしてたよ。一本ダビングするのに30分くらいかかってたけど、当時はそれが普通だったから、気にもしなかったな。

持ってた市販のゲームは「ゼビウス」「パックランド」「ハイパーオリンピック」。テープ版は、始めるまでがめちゃくちゃ大変で、一面クリアするたびに10分くらいロード時間があった。小学生の頃は時間たっぷりあったから、よかったけどね。

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